理解増進
会議・シンポジウム等
核不拡散科学技術国際フォーラム結果報告
パキスタンのカーン博士を中心とする核拡散の地下ネットワークの発覚や、北朝鮮やイランにおける核関連活動など、核拡散問題は、世界共通の深刻な問題として捉えられている。これまで核兵器不拡散条約(NPT)を基軸として構築されてきたNPT体制は大きく揺らいでおり、このため、この体制を維持し更に強化するための取組みとして、IAEAエルバラダイ事務局長の提唱する「核燃料サイクル多国間管理構想」や、ブッシュ大統領による「燃料供給保証構想」、また米国の国際原子力エネルギー・パートナーシップ(GNEP)等の新たなイニシアティブが打ち出されている。
このような核不拡散を巡る国際動向に鑑み、原子力機構では、(1)最近の核不拡散問題の動向に対する理解を深め、(2)我が国の核不拡散と平和利用の両立への取組みを発信するとともに、(3)核不拡散技術開発分野で国際的なパートナーシップを強化することを目的として、「核不拡散科学技術国際フォーラム」を開催した。
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名 称:
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核不拡散科学技術国際フォーラム
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平成18年5月18日(木) 9:30〜17:30、平成18年5月19日(金) 10:00〜17:10
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新生ホール(東京 内幸町)
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独立行政法人 日本原子力研究開発機構
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原子力委員会、文部科学省、経済産業省、外務省
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約340名
